LINEのアイコンから始まる恋もありけり。



ぼくが小学生の頃。

年の離れたお姉ちゃんがビデオを借りてきて見せてくれた、ジブリの「耳をすませば」。

主人公の2人が図書館の本を借りるところから恋が始まる設定に感激したぼくは、積極的に学校の図書館に足を運ぶようになりました。

そして、気がつけば図書委員。

鬼のように本を貪り読み、巻末に貼られている貸し出し票に自分の名前をマーキングする日々。

図書館の本をキッカケに性格が良くて知的な人との出会いがある事を期待していましたが、

どんなに耳をすましても、恋の知らせは聞こえませんでした。

ところが、

SFやらファンタジーやら伝記小説に没頭する毎日から20年ほど経ったある日、蒔いた種をおもわぬ形で刈り取ります。

仕事で御一緒した素敵な女性のLINEアイコンが「長靴下のピッピ」の主人公のピッピだったのです。

ピッピは、ぼくが小学生の頃に読んだ本の主人公。破天荒な性格が大好きでした。

そのピッピが、素敵な女性のLINEアイコンで満面の笑みをぼくに繰り出しているわけです。

LINEとかFacebookとかのアイコンがその人自身の写真では無い場合、警戒するのがネットリテラシーのひとつだと教わっていましたが。

ぼくはピッピの笑顔に釣られて、業務内容とは全然関係ないLINEを素敵な女性に送りました。




その日から、恋が熱を帯びて動き出します。

ぼくとみくのお付き合いは、LINEのアイコンをきっかけとして始まりました。

ぼくは奥手なので、仮にみくのアイコンがピッピでなければ、この恋もはじまることは無かった可能性があります。

恋のきっかけはどこに潜んでいるのかわかりません。

この世界は、おもわぬ形で願いが叶う素敵な世界なのかもしれません。


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