MIKU 個展 2020


目次


1.走りながら考える。

2.本番。

3.次に向かって。




1.走りながら考える。


 あのさ、聖書を題材にした絵を沢山描いて展示会してみようよ。


 ふむ。と真面目な顔をしたみくに僕は続ける。


 聖書の各章に該当する絵を1枚ずつ描いて、絵と聖書箇所を同時に展示するわけ。「観る聖書展」なんて銘打って無料で公開する。伝道にもなるし、面白いと思わない?


 2019年も第4コーナーを回り終え、師走に向かってまっしぐらの10月末。


いいね!おもしろそう!!と乗り気で応えるみく。その場で展示会開催が決まった。


 やると決めたら後は走るだけ。走りながら考えればいい。

 


 聖書をテーマとした企画展への期待はどんどん膨らむ。力量を無視して膨らみ続ける期待はそのままに、まずは現実的なところから攻めてみようと打ち合わせを重ねた。


 マクドナルドでポテトを頬張りながら、「詩篇なら描きやすいからテーマは詩篇」と決まり、別の日にチヂミを焼きながら「企画展の前にまずはミニ個展を開いて経験値を積もう」と決定した。


 ミニ個展するなら場所は?「海が見えるそば家の温室で」開催日はいつにする?「1月の3〜5日」目標とする入場者数は?「50名きてくれたら嬉しいな」新作は何枚描く?「4枚くらいかな」と話し合いを終えた数分後(体感)。僕たちは、1月3日の朝を迎えていた。




2.本番。



 枕の感触が思い出せなくなるくらいに睡眠時間を削り、迎えた当日の朝。オープンの6分前に準備が整った。


 キャンパスに描き下ろした新作4点と、当日の明け方に仕上げた(予定には無かった)大きな絵。みくの過去作からも今回の雰囲気に合う作品をチョイスしてセンス良く展示。


 海が見えるそば家の温室は、小さいながらも立派な個展会場へと姿を変えていた。


 



 11時から17時までの6時間×3日間。頑張ろうね!楽しもうね!と手を取り祈りあった後すぐに、会場は沢山の人で賑わっていた。


 みくの恩師、友人、噂を聞いて駆けつけた人たち。たくさんの差し入れ。応援のメッセージ。笑い声に感嘆のため息。


 瞬く間に過ぎた3日間。


 気がつけば、動員目標の50名を軽く超える120名以上の方々が個展に足を運んでくださっていた。


※写真の数がとても多いので、掲載できていない分は後日ホームページに掲載致したいと思います。


 

 大盛況の最終日も無事に終わり、綺麗な夕陽が芸術的に色を加えた温室の後片付けをしていると。


「新作の写真を綺麗に撮っていなかったから、明日まで絵はそのままにしておこう」とみく。


 その一言が、みくの初個展に更に祝福をもたらす。


 翌日。個展の来場者名簿には、童神で有名な古謝美佐子さんと、世界的な腹話術士いっこく堂さんのサインが記されていた。


 たくさんの方々から祝福された3日間。そして、まさかの4日目に嬉しすぎるサプライズ。Miku kafuu  artsの初個展は、赤ペン先生の花まるでも表現できないほどの「大変よくできました」で幕を閉じた。




3.次にむかって。


 みくの初個展。本当にたくさん方々から良い反応をいただく事ができた。


 美術館巡りが趣味だと言う初老の紳士は、みくの絵に賛辞を惜しまなかったし、原画を売って欲しいと言う人もいた。数万円のお仕事の依頼も受けることができた。


 絵を見て、気持ちが明るくなったとか、元気が出てきたとか、勇気をもらえた。などの声が温室に響いていた。


 ポストカードも飛ぶように売れた。


 みくの絵は「必要とされている」事を僕は再確認する事ができた。


 100人目のお客様に聖書の絵本をプレゼントするなど、個展を通して福音を伝えることもできた。


 この記事の冒頭で述べた、聖書をテーマとした企画展の開催まで、まだまだやるべき事はたくさんある。経験値ももっと沢山積まなければいけない。


 でも大丈夫。今回のように、神様の心に沿って一歩前に踏み出す時、全ての必要は満たされる。


 だから、僕たちは次にむかって走りだす。


 走りながら考える。そして、走りながら祈る。


 目標に向かい、ただひたすらに。


 神様と仲間に、最大級の感謝を。



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最後までお読みいただき誠にありがとうございます。来場してくださった皆様、応援してくださっている皆様に改めて御礼申し上げます。

本当にありがとうございました。


Miku kafuu artsについて更に知りたい方はホームページへお越し下さい。




今回の会場となった「海が見えるそば家」にも美味しい沖縄そばを食べにいらしてくださいね〜。

※月・木定休。



ありがとうございました(^^)

LINEのアイコンから始まる恋もありけり。



ぼくが小学生の頃。

年の離れたお姉ちゃんがビデオを借りてきて見せてくれた、ジブリの「耳をすませば」。

主人公の2人が図書館の本を借りるところから恋が始まる設定に感激したぼくは、積極的に学校の図書館に足を運ぶようになりました。

そして、気がつけば図書委員。

鬼のように本を貪り読み、巻末に貼られている貸し出し票に自分の名前をマーキングする日々。

図書館の本をキッカケに性格が良くて知的な人との出会いがある事を期待していましたが、

どんなに耳をすましても、恋の知らせは聞こえませんでした。

ところが、

SFやらファンタジーやら伝記小説に没頭する毎日から20年ほど経ったある日、蒔いた種をおもわぬ形で刈り取ります。

仕事で御一緒した素敵な女性のLINEアイコンが「長靴下のピッピ」の主人公のピッピだったのです。

ピッピは、ぼくが小学生の頃に読んだ本の主人公。破天荒な性格が大好きでした。

そのピッピが、素敵な女性のLINEアイコンで満面の笑みをぼくに繰り出しているわけです。

LINEとかFacebookとかのアイコンがその人自身の写真では無い場合、警戒するのがネットリテラシーのひとつだと教わっていましたが。

ぼくはピッピの笑顔に釣られて、業務内容とは全然関係ないLINEを素敵な女性に送りました。




その日から、恋が熱を帯びて動き出します。

ぼくとみくのお付き合いは、LINEのアイコンをきっかけとして始まりました。

ぼくは奥手なので、仮にみくのアイコンがピッピでなければ、この恋もはじまることは無かった可能性があります。

恋のきっかけはどこに潜んでいるのかわかりません。

この世界は、おもわぬ形で願いが叶う素敵な世界なのかもしれません。


ひとりの人を全力で応援する。

はじめまして。みくのマネージャーで名前をさとしといいます。


みくの絵に宿る情熱的な感情の虜となっている者のひとりです。みくの近くで作品を見つめる事が出来ることはとても幸せです。

 

そんな幸せ者である、僕の略歴を簡単に紹介します。

 

おきなわ県出身。 

32才。

エホバの証人の家庭で育ち、成人後に脱出。

5年ほど前にペンテコステ派の教会にて受洗。

信仰の故に一時ホームレス生活も経験する。

「イエスとロバの物語」という20名合作手作り絵本の制作を手掛ける。その際、メインキャラクターの担当をみくに依頼。

共に仕事をするうちに意気投合。程なくして交際スタート。


みくと共同でmarugoto arts & books というチームを立ち上げる。


「イエスとロバの物語」をみくの完全リメイクで制作販売。


みくの絵に対する情熱、表現者としての飛びぬけた感性に心を鷲掴みにされる。

世界にみくの絵や作品を知ってほしいと願うようになり、専属のマネージャーとして働くことを決意。


ホームページ miku kafuu arts を立ち上げる。miku.okinawa 


みくの個展 psalms に向けて活動中。

 

 一風変わった楽しい人生を歩んできました。時が来れば詳細を語って見ようかとも思います。



このブログでは、みくの情報やマネージャーである僕のお仕事記を配信します。


また、おきなわ大好き人間として、地元のことや、みくから学んだ芸術のあれこれも掲載します。

 

読者のあなたと共にみくを応援し、共に成長していきたいと願っています。

 

どうぞ、よろしくお願いいたします。

 

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